春陽麗和の好季節となり、皆様におかれましては、新しい生活を
始められた方も多いと存じます。 さて、この陽春の時期は 心もインテリアも新しくリフレッシュ!!
今回も またまた カーテンの歴史を振り返って 今を知りましょう!
ということで・・・今回は 日本におけるカーテンらしきものの歴史です。
西洋の“窓”に対して日本の“窓”は「間戸」から起源されていると
言われています。「柱」と「柱」の間に付けられた戸という意味でしょう。
採光の調節を目的にした建具であると思われます。
→後に「障子」や「襖」に進化していきます。
“窓”自体が自立した「窓」として、新たな展開を見せるのは書院造りから
発達した茶室の登場以降といわれています。
西洋と違い日本は、敵から攻撃されることが少なかったため、最大の敵
は「自然」でした。そこで雨風の強い日は「間戸」を閉めて身を守り、晴れた日
には開けて採光をする。
平安時代の日本には几帳(キチョウ)や御簾(ミス)屏風(ビョウブ)壁代(カベシロ)といったカーテンらしき
機能を満たす演出道具が煌びやかに存在した。
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